STOCK SPRINGS vol34
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RoHS指令(RoHS2)への対応圧縮・引張スプリングねじりスプリングについて表の見方と選び方についてばねの通販カタログは、沢根スプリング(株)の登録商標である「         」と、その他のばね製品類を収録したものです。表示について受注生産品※製作品の為、注文後のキャンセルはご容赦下さい。RoHS適合品品番改訂製品追加品製品価格表参照製品 ※表紙のウラ面の価格表と連動しています。参照製品参照製品価格表価格表ネット対応品価格改定製品新製品2019年7月より施行のRoHS指令に対応するため、製品中に含まれる特定有害物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBP)の削減に取り組んでいます。現在弊社取り扱いの多くの製品がRoHS指令適合品となっております。本カタログでは、該当製品に  マークを表記しております。①ストックスプリングとはJISB-2704(圧縮及び引張コイルばね設計基準)とJISB-2709(ねじりコイルばね設計基準)を参考に、沢根スプリング(株)が材質や線径ごとに最大応力を設定し圧縮・引張・ねじりばねを規格化したものです。②寸法及び特性の許容差は、JIS2級を適用しています。③無理なご使用は避けてください。ご使用条件により、 ヘタリや折損を生じることがあります。④ばねの表は、圧縮と引張スプリングについては外径・線径・ 自由長で、ねじりスプリングは内径・線径・巻数・角度で 区分し配列したものです。⑤圧縮と引張スプリングでは、1つの外径に4種の線径を 設定してあります。線径が太くなるとばね定数は大きく なり、剛いばねになります。⑥外径に対して、タテ軸に幾つかの自由長があります。 自由長が長くなると巻数が多くなりばね定数は小さく 柔らかいばねになります。⑦圧縮スプリングの表の全タワミは、自由長ー密着長の数値です。圧縮スプリングでは全タワミの20%から80%以内 でのご使用を勧めます。⑧ねじりスプリングでは、1つの内径に3種の線径とそれぞれに3種の巻数と角度を設定してあります。⑨ねじりスプリングは、ばねを巻き込む方向に使うのが正しい使い方です。逆の方向に使う場合は、使用角度の70%以下にしてください。ばねの案内棒は、内径寸法の85~90%が一般的です。⑩品名は、製品番号で表示しています。価格は、数量により変わります。表のコード番号からストックスプリング価格表でご覧ください。カタログは無料で配布しています。①外径を選んでください。1つの外径には4種の線径があります。列の下にある最大荷重値から、線径を選びます。 内径は、外径ー(線径×2)です。②表の最大荷重値は、 圧縮スプリングの場合は、ばね定数×全タワミ、 引張スプリングの場合は、ばね定数×最大伸び+初張力です。 ご使用時の最大荷重は、表の値の80%以内を推奨します。③自由長は、ご使用時の取付長や表の全タワミまたは最大伸び から、使用時の荷重(タワミ×ばね定数)を計算し選びます。※例)圧縮スプリング 外径10mmを選びました。使用時の最大荷重は22Nです。 線径0.9、1、1.2、1.4の最大荷重N20.6、28.2、45.1、71.6 から線径1を選びました。 タワミ 20mmで荷重22Nから自由長は、40mmの製品番号 12-1034を選びました。 ばね定数 1.078N/mm×20タワミ=21.56N①内径を選んでください。3種の線径があります。②使用タワミ角度を推定し、表中の使用角度が推定した使用タワミ角度より大きいものを選びます。※ストックスプリングは巻数が少ないため使用角度が150度以上はありません。③表のばね定数(トルク)を見て、一番近いものを選びます。※ばね定数は、1度当りのトルクです。 表のばね定数は、腕(アーム)の長さを考慮しない計算値です。 アームの支点長さが全体の半分ぐらいの場合、約15%ばね定数が減少します。※巻数が多いほどばね定数は小さく、使用角度は大きくなります。※上記の表の見方と選び方は、参考として一つの例です。受注生産製作品の為、注文後のキャンセルはご容赦下さい。20

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